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iOS8の「HomeKit」と「Healthkit」の新機能発表によって生活環境はどう変わるのか?

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この記事の所要時間約 5 分

 

 WWDC2014でOSX(Yosemite)とiOS8が発表された。新機能が続々発表されたが目立った機能はなかったという意見が大半を占めている。しかし、日本と連携という2つの言葉をキーワードに生活環境の変化をまとめてみた。

日本ではiPhoneということ

 島国日本という地域で考えるとiOSのシェアは7割を占める。なので、10人中7人に「iPhone持ってる?」と聞くと「はい」と答える。

 しかし、世界的に見ると、スマートフォンの5分の4を占めるのはGoogleのAndroid搭載端末。実に80%を占める。

 この現実を見ると、日本がいかにiPhone大国であるかが分かる。

 だからこそ、今回のWWDCを日本人の生活環境の変化という思いで聞くと、実に興味深いことが浮かび上がってくる。

もう一つの連携というキーワード

 iOSのバージョンアップというとiPhone端末内でできることに注意がいきがちだ。新標準アプリの登場、アプリの快適操作、フラットデザインなどだ。これらはあくまで電話端末としてのiPhone機能の一部に過ぎない。

 今回発表されたのは、iPhoneが電話機能の垣根を越えて様々なものと連携することで生活環境そのものが変わるかもしれないというものだった。

 例えば「HomeKit」が搭載されたiPhone端末用に家が建てられ、Siriに「もう寝るよ」と声をかけると消灯はもちろん、エアコンはおやすみモードになり、ベッド近くの明かりはほんのり灯るといったことが可能になる。

 このSiriと家の連携については、講演を行ったクレイグ・フェデリギ上級副社長が語っている。

 もちろん、Siriに「起きたよ」と言えばリビングのエアコンがつき、テレビのニュースが始まり、やかんのお湯がわくといったすべての電気系統を連携させることが可能になる。

 また、医療機関とiPhoneも連携することが明かされた。

 「Healthkit」という新機能を医療機関が活用すれば、毎日健康状態を記録して担当医と共有できたり、端末を持っている人に異常があればすぐに知らせてくれたり、薬の情報なども積極的に活用し、薬局とも連携が深まる。

 また「Mediacal ID」機能によって、病気や大怪我などの緊急事態に備えて、連絡先や主治医、既往症、使用している医薬品、アレルギーなど健康上の注意情報などをカードとして表示する機能がロック画面からもアクセスできるようになり、本人が意識不明で、どの病院に運ばれても患者データが共有される。



1つになる日は来るのか

 「HomeKit」と「Healthkit」がiOS8に搭載されることにより、生活環境そのものが変わることは間違いないだろう。

 特に「Healthkit」は日本の高齢化社会に威力を発揮しそうだ。お年寄りのiPhone普及にも一役買うかもしれない。

 最大の課題は、どこまで連携できるかということだ。

 日本のiPhone7割シェアは無視できない事実だ。しかし、いざ連携し統一しようとなると既存の会社との提携関係に溝が生じる可能性がある。

 果たして、住宅、家電業界は「HomeKit」をどこまで採用するのか…。

 「Healthkit」でこれまで別の病院に移ると初診扱いになり、患者の時間と金銭的負担があるという古い医療の体制を変えることができるのか…。

 結局機能が良くても、浸透力がなければただの一電話端末で終わってしまう。

 iPhoneに備わった近未来的な機能が今後どこまでiPhone大国日本に浸透してくか…興味は尽きない…。

今日のまとめ

 Appleが発表したiOS8の『連携』で生活環境が変わりそう
 このまとめのような社会が来るのか…。来るとすれば本当にそれは良い社会になるのか。

 そういえばAppleの幹部が「25年の歴史の中で最大のラインナップが年内に控えている」と漏らした言葉はどうなったのだろうか。秋にiPhone、iPadに加えて新しい端末が発表されればかなりのサプライズだが…。

 

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