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Googleロゴ小津安二郎「東京物語」と大和田常務との繋がりが深い…。

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 今日のGoogleロゴは小津安二郎生誕110年の記念ロゴだ。1903年12月12日から1963年12月12日、つまり没後60年でもある。そんな小津安二郎が実は半沢直樹の大和田常務と繋がりがあったという話だ。

小津安二郎とは

 世界の人達が日本の映画を評価する時、必ず登場するのが小津安二郎だ。彼の作品は海外でも高く評価され、代表作「東京物語」は英国映画協会発行の月刊映画専門誌『Sight & Sound』にて、世界の映画監督358人が投票で決める最も優れた映画に選ばれたほどだ。

 最近NHKが小津安二郎が手がけた最後のドラマ(脚本家でもあった)が残っていたということで、紹介されたことがあった。「青春放課後」というドラマで、京都と東京を舞台にした娘の結婚にまつわる家族の物語らしい。昭和38年にNHKで放送され、技術が追いつかずお蔵入りされていたのをデジタル化しておよそ50年ぶりに再放送されたそうだ。因みに最後に作った映画は「秋刀魚(さんま)の味」。

 小津映画に必ずと言っていいほど登場する女優が「永遠の処女」と呼ばれた原節子。東京物語の中の「ずるいんです、私」は今で言う流行語ようになったという。(殉愛: 原節子と小津安二郎)小津映画では東京物語を始め『晩春』『麦秋』『秋日和』など多数出演している。

東京物語と大和田常務

 最終回、半沢直樹との決戦前夜、ひとり自宅リビングで白黒映画をテレビで観ている大和田常務の姿があった。その時の白黒映画こそが東京物語だというのだ。また凄いところとつながっているなと思うのだが、東京物語は親子関係のテーマの集大成のような作品で、今年の1月山田洋次監督「東京家族」でリメイクされたように”家族”をテーマにした作品だ。

 大和田常務はどこか悲しみのある表情で「東京物語」を観ていた。…そこに大和田の妻が登場し「100万円用立ててもらえる?来週新作の買い付けでミラノなの…お願いね」って軽い感じで金をせびる。その後去った妻を見送る大和田常務の顔がこちら↓

 この時ばかりは若干大和田常務に同情したのではないだろうか…。その時観ていた映画が東京物語と分かった人は家族をテーマにした小津作品と自分の妻、置かれている現実を目の当たりにしてなんとも言えない表情を作ってしまった大和田常務を少し哀れんだのではないだろうか…。

 

小津安二郎の特別展

 2013年12月12日(木)~2014年3月30日(日)まで東京国立近代美術館フィルムセンターで「小津安二郎の図像学」という展覧会が開かれるらしい。そしてこれを機会に小津作品に触れてみるのもいいかもしれない。東京物語東京家族小津安二郎先生の思い出

今日のまとめ

 小津安二郎「東京物語」と半沢直樹「大和田常務」の繋がりとは?
 若い人に小津作品を知ってもらうためにあえてイレギュラーなまとめにしてみた。このまとめがきっかけになればいいと思っているが…。

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