吾輩はヴォルスタービヨンドブラストである

これは妄想話である。

吾輩はヴォルスタービヨンドブラストである。名前はまだない。
そんなヴォルスタービヨンドブラストは昨日、この世界に降り立ったばかりの新参者である。
何故降り立ったかといえば、それは俺が召喚されたからである。
何言ってるかわからない?大丈夫だ、俺もよくわかってないから安心しろ。
俺はどこにでもいる普通のサラリーマンだったはずだ。それが気が付いたらこの世界にいたんだぞ?普通に考えてみろよ。こんなことありえるわけがない。
まぁ、その前にちょっと説明しておこうと思う。
まずここは地球ではない。断言できる。
なぜなら空にドラゴンがいたからだ。
あの赤い鱗のドラゴンをみて俺は確信したね。そして次に俺は勇者として召喚されたらしい。
これはさっき知ったことだ。
なんでも魔王が復活したらしくてな。それを倒すために俺達のような異世界人が呼ばれたという訳だ。
正直いって迷惑極まりないが、魔王を倒して元の世界に戻るには仕方のない事だろう。そう思いながら俺は仲間とともに魔王城に乗り込んだのだが…… 結果は惨敗だった。
そりゃそうだろ?こっちはただの一般人なんだぜ?武器だって剣じゃなくてペンだし。魔法なんて使えるはずもない。