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「浅田真央引退後の後継者は誰か」にみる競技としてのフィギュアの限界

この記事の所要時間約 4 分

 ソチ五輪で感動の演技を見せてくれた浅田真央。この話は避けたいがやはり今後の女子フィギュア界を背負って立つ後継者の存在は欠かせないだろう。浅田真央は恐らく今季限りで引退、鈴木明子も引退を表明している。「リベンジしたい」と言った村上佳菜子が現時点で思いつくが、いい機会なので調べてまとめてみることにした。

これからのフィギュア

 後継者を挙げる前に、これからのフィギュアがどうなっていくかを予想してみた。フィギュアでは技術点と演技構成点の合計で決まる。

 技術点は基礎点とGOE(技の出来映え)で決まるが浅田真央は伊藤みどりの後継者と自ら明言しており、意識的に3アクセルを演技に入れた。だからこそ8種類のトリプル(エイトトリプル)を達成する事ができた。

 しかし、浅田真央が叩きだした技術点73.03は金メダルのソトニコワの75.54に及ばない。滑走順、自国開催など浅田真央に不利な点はあるが、それにしてもエイトトリプルを決めたノーミスの彼女を超える技術点の存在に競技としての女子フィギュアの違和感を覚えた。

 「芸術性とエンターテイメントとしての演技」の出来栄えを評価する規準である演技構成点については芸術に点数をつける時点で違和感がある。以前にも書いたが、競技としての女子フィギュアは煮詰まって来ているのではないかと個人的には考えている。

 なぜかというと、ここまで採点に関しての議論が絶えないスポーツは類を見ないからだ。氷の上で表現される芸術作品を点数で評価することへの限界が来ている気がしてならない。

後継者候補

 点数だけでいくとまず候補として挙げられるのは村上佳菜子だろう。引退する浅田真央、鈴木明子を除きただ一人200点超えの自己ベストを持っている。本人もリベンジしたいと言っており、10代という若さ、オリンピック経験者という実績から間違いなくピョンチャン五輪で活躍できる。

 その他はどうか…全日本選手権で4位、四大陸選手権で村上佳菜子に次ぐ2位に入った宮原知子がいる。彼女の自己ベストは全日本選手権の191.58、四大陸選手権でも186.58と安定してきている。彼女の武器は3-3の連続ジャンプ、技術点だけを見ればある大会では浅田真央、鈴木明子に次ぐ高い得点を出したこともある。豊富な練習量も彼女の武器だ。
 
 今井遥は全日本選手権で自己ベスト186.16を叩きだし、四大陸選手権では175.40で4位に入っている。彼女のスケーティングは芸術性に富み、どちらかというと演技構成点の高さで勝負するタイプだ。

 シニアでは今のところこの3選手しか見当たらない。ジュニアでは荒川静香が「浅田姉妹に続いて楽しみな存在」と話す本田姉妹がいる。姉の本田真凛は12歳にして5種類の3回転ジャンプを跳び3-3のコンビネーションジャンプを既に演技の中に組み入れているという。

 妹の本田望結が女優とフィギュアの二足のわらじを履いているのは有名な話であるが、彼女も女優で培った表現力、ビールマンスピンなどどちらかと言うと演技構成点が秀でる選手に成長するかもしれない。

今日のまとめ

 浅田真央引退後の後継者は誰か
 今この時期にそんな話題を取り上げるなよ感が否めないが、密かにみんなが気になる話題だと思うのでまとめてみた。

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