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椎名林檎『nippon』の歌詞 にあるハレとケとふりがなの本当の意味とは?

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この記事の所要時間約 4 分

NIPPON

 椎名林檎のnipponをテレビで聞いていると、歌詞が出た時のふりがなとハレとケという言葉の意味が気になる。…しかし、そこにはこんな意味が隠されていた。

ふりがなにする意味

 万歳には英語でhurrayというふりがなが、乾杯にはcheersという英語のふりがながついていて気になるところだ。

 そして、このブログでも再三お伝えしてきたが、最後にhurrayとcheersは字幕なしで出てくる。

 万歳と乾杯は日本では同時に使うことはないが、イギリスでは、古くから飲み会やパーティーで誰かに感謝の意味を表したい時、皆で「hip hip hurray」と三回叫ぶ習慣がある。

 そしてこの習慣は「three cheers」と呼ばれ皆で立ちあがって人を称えるときに用いられている。例えば田中さんを称える時は

 Three cheers for Tanaka!
 田中さんのために万歳三唱をしましょう!

Hip hip hooray!(hurray!)Hip hip hooray! Hip hip hooray!

 面白いのはThree cheers forが万歳三唱と訳されることだ。

 つまり、万歳と乾杯は元々は誰かを称える、あるいは感謝の意を表す語として使われる言葉だということ。

 そこをnipponではあえてふりがなという形で伝えようとした。our native homeを称えるために…。

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ハレとケという言葉

 ハレとケの由来はネットを検索すれば出てくるが、日本古来の「世界観」を民族学者の柳田國男氏が「ハレ」「ケ」という言葉で表したのが発端だという。

 「NIPPON」の中で歌われているのは、過酷な繰り返しの練習「ケ(日常)」をしていればと公式試合で勝利するという「ハレ(非日常)」が必ず来る。

 椎名林檎はYoutube動画のインタビューの中でサッカーだけじゃない…我々の人生において厳しい勝負の時に絶対勝ちに行く、楽しみに行く…そのすべてを込めるしかないとコメントしている。

 つまり、私達の日常にもハレ(非日常)とケ(日常)は存在し、そういう厳しさの中で闘っているということだ。

 「今日までハレとケの往来に蓄えた財産をさあ使うとき…。」

 勝利という刺激が与えられるから練習し、過酷な練習は勝利があるから頑張れる…。そこで蓄えられた4年間という財産を使う時

 「爽快な気分だれも奪えないよ、広大な宇宙繋がって行くんだ」まだ見ぬ世界が待っている…というところだろうか(個人的解釈)

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椎名林檎のクレバーさとマリーシア

 サッカーではよく優秀な選手はクレバー(英:賢い)だけでなくマリーシア(ポル:ずる賢さ)も必要だと言われる。

 椎名林檎はイギリスの古い慣習をふりがなにさり気なく刷り込ませ、日本に古くから伝わるハレとケをひとつの歌にして世界に発信している。

 そして、ワールドカップ期間中自分の歌詞が話題になることを想定してこの歌を作り上げたとしたら

 椎名林檎はメッシよりもよほどクレバーでマリーシアではないだろうか…。

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