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結局ブブカの偉大さを引き立たせたルノー・ラビレニの世界新記録

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この記事の所要時間約 4 分


 彼の名前をご存知だろうか。棒高跳びと聞いてブブカの名前を知る人は多いが、ルノー・ラビレニという名前を知っている人は少ない。彼は2月に不可能と言われていたブブカの記録を塗り替え、6m16cmを跳んだ男なのだ。

彼の記録の裏側

 彼の新記録は認定されるのに1ヶ月を要した。それは彼自身(ドーピングなど)に問題があったからでも、記録そのものに疑惑があるからでもない。

 通常陸上競技は屋内外では記録がずいぶん変わってくるため、屋内と屋外で記録が分けられている。例えばトラックは屋外では400mだが室内では200mであり、コーナーの曲がりがきついなど不利な条件下にあるからだ。

 逆もしかりだ。つまり屋外のほうが風の影響を受けやすく、そういう意味では選手たちの頭を悩ませている。

 今回ルノー・ラビレニが出した6m16cmは室内大会での記録。しかし、トラック競技と違って高飛び競技は屋内でも屋外でも及ぼす影響はさほど変わらない。

 IAAF(国際陸上競技連盟)は1998年以降、競技場のルールが満たされていれば、屋内外も含めた世界新記録を導入している。今回のルノー・ラビレニが出した世界新記録は、屋内外合わせての世界新記録となったのだ。

彼の記録の陰にブブカの偉大さがある


 ここで、セルゲイ・ブブカの話をしよう。

 ブブカは世界選手権6連覇という偉業を成し遂げ、世界新記録を塗り変えること35回(屋外17回・室内18回)その驚異的な身体能力から鳥人と呼ばれていた。 あまり知られていないことだが、彼は過去に10種競技の選手を経験し、100mは10秒3で走ることができる。

 そんなブブカの室内の記録は1993年に出した6m15cm、屋外は6m14cmだ。しかし、彼の場合世界記録として残っているのは、屋外の6m14cmのほうだ。

 彼の記録が室内外で1cmの違いしかないという事実が「棒高跳びにおいては記録を統一しても影響はない」となり今回のルノー・ラビレニの記録は統一記録になった。

 それを証拠に今回の認定前の記事をみると「室内は6m16cmのルノー・ラビレニ、屋外は6m14cmのブブカ」となっている。

 つまり、今回ルノー・ラビレニが新記録を統一したことで、室内外どちらも変わらないことを証明してみせたブブカの偉大さが引き立ったというわけだ。

 他のトラック競技は室内外でかなりの差があるものばかりだ。今後、ブブカのような室内外関係なく安定した力を出せる選手が現れたら、その競技も統一記録として認定されるかもしれない…。

 ルノー・ラビレニの世界新記録の瞬間はこちら

今日のまとめ

 ついにブブカを超え世界新記録を出した男が現れた
 いつものように淡々とまとめた。因みに前回のマクドナルドは惨敗だった…。

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