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ジャンプ団体銅メダル獲得…決して順風満帆ではなかった日本の4人

sochi

この記事の所要時間約 5 分

 オリンピックには数々のドラマがある。それはメダルの色に限らない。白と黒のその間には無限の色が広がっているのだ。ジャンプ団体はいつもドラマチックだが今回も感動的なフィナーレだった…。

ずっと笑顔だった葛西の目に涙

 団体ジャンプ1本目、好調をキープした4人のジャンプはすべてK点を超えた。特に最後の葛西のジャンプは余裕すらあった。カメラにVサインを送り、絶好調であることを表した。1本目を終えた時点でメダルはほぼ間違いない3位につけた。

 団体は誰かが必ず失敗ジャンプをするシーンがあるのだが、今回の清水礼留飛、竹内択、伊東大貴、葛西紀明には全くそれがなかった。それどころか、8本のジャンプがすべてK点超えだった。それでも、1位のドイツと2位のオーストリアの力は抜きん出ていた。

 今回のまとめを作成するに当たり、考えていたのは「ジャンプは4人で飛ぶものではなくスタッフを含めみんなで飛ぶものだ」というテーマで、少し中心から外そうと考えていた。しかし、終始笑顔だった葛西紀明が団体戦後のインタビューで涙を流しながら答えていたのをみて、もらい泣きしたと同時に方向性を変えた。

4人の舞台裏が泣ける

 葛西がインタビューの中でコメントしていたが、どの選手も順風満帆ではなかった。その事をインタビューとまとめを作成していく過程で知りまた感動してしまった。

 清水礼留飛は今シーズンW杯で調子が上がらなかった。それでも腐らず国内大会で調整を続け、ソチでは2本ともK点超えでチームを勢いづけた。トップバッターという重圧のかかるポジションで堂々とジャンプした。日本が波に乗れたのは若い清水礼留飛が2本ともジャンプをまとめたことにあると言っても過言ではない。

 竹内択はチャ-グ・ストラウス症候群という難病にかかり、緊急入院を余儀なくされた。葛西もそのことに触れていた。彼は自身のTwitter上で「そしてご報告遅れましたこと、お詫びもうしあげます。実は体調不良により、帰国後緊急入院をしており、今日仮退院した所です。 当初は報告せずに治療をし、オリンピックに出場しようと考えてましたが、札幌に出れるということで公開させていただきます。」と報告。札幌で優勝したものの、ほとんどぶっつけ本番でソチに臨んだ。

 伊東大貴、インタビューでコメントする彼の姿に感動した。団体戦の2本目を飛び終わった後、膝は自分の体重を支えることができないほど痛みがあったのだ。しかし、個人ジャンプでも決してネガティブなコメントをせず「ひざが完璧な状態でないのは、自分の責任。」と言い切っている。そんな彼が初めてインタビューで「本当は痛かった」と言ったのだ。

 そして主将の葛西紀明、実はメダルを期待された個人ノーマルヒルで8位に終わり、ラージヒルの前では自分の中で相当なプレッシャーがあったと自身のブログで明かしている。ソチに入ってからも連戦からくる腰痛で練習を回避したり、決して万全な状態ではなかった。しかし、個人ラージヒルで銀、団体戦でも主将として綺麗な飛形、見事な着地でチームを引っ張った。そんな彼がインタビューで涙するとは誰も予想していなかった。

 このインタビュー動画は恐らく今後オリンピックのジャンプ団体戦が来る度に出てくるんだろうなと思う。98年長野の原田のインタビューと共に。やはりオリンピックでは感動抜きでは終わらない…。今回の葛西紀明の涙を見てそう感じた。

今日のまとめ

 メダルを獲得したジャンプ団体4人の舞台裏が泣ける  
 これまで600近くまとめてきたが、自分がまとめ記事を作成している時ここまで感動しながらまとめたものはなかったと思う。恐らく今日3位という結果を知った上で録画映像を観る人いるもと思うが、その人達にとってLIVEで観た自分の感動がこのまとめを通して少しでも伝わったとしたらこんなに嬉しいことはない。

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