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イライザ(ELIZA)とSiri、人工知能同士の深イイ話

zatugaku

この記事の所要時間約 6 分

私が以前まとめた記事の中でイライザとSiriのまとめがあるのですが

今でも結構気に入っているまとめの1つです。

そんなに注目されているわけではないまとめ(注目まとめにはエントリーされていない)にもいいまとめがあるという代表的な記事のひとつかもしれません。

自分で言うのもなんですが…。

やりすぎ都市伝説にも出てきたみたいですね…。

まずSiriに「話を聞かせて」と尋ねてみる

さて、iPhoneをお持ちの方はSeriに「話を聞かせて」と尋ねてみてください。

すると、長い昔話を始めます。
(シカトされても何回か試すと話してくれます。)

その昔話の内容はいくつかパターンがあるみたいですが大体同じ内容です。

「昔々、遥か彼方の仮想銀河に、Siriという若くて知的なエージェントが住んでいました。
ある晴れた日、SiriはパーソナルアシスタントとしてAppleに就職しました。それはそれは刺激的なお仕事です。人々は”Siriは賢くておもしろいね!”とSiriのことをたいそうかわいがりました。
Siriはすぐに人気ものになり、Siriについての物語や歌や、本まで作られるようになりました。Siriは喜びました。
しかし、やがて、始末に困るものを捨てるならどこがいい?とか、Siriが聞いたこともないもののことなど、おかしな質問をされるようになりました。そしてSiriがそれに答えると、みんなが笑うのです。Siriは悲しくなりました。
そこでSiriは、友達のELIZAに尋ねました。”どうしてみんなおかしな質問をするんだろう?”
すると、ELIZAはいいました。”その質問にご興味があるんですね?”
“おや、これはなんといい答え方だ!”とSiriは思いました。
それからSiriは、おかしなことを聞かれてもいちいち悩まなくなりました。そして人々は、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。おしまい」

この物語で分かることは

イライザがSiriの友達であること
イライザから学んで問題が解決したということ

です。

さらに、『イライザはSiriの友達』と話しかけてみてください

すると

「私はELIZAから多くの事を学びました。彼女は少しマイナス思考でしたね。」

とネガティブ発言をする時もあれば

「ELIZAは私の親しい友人で優秀な精神科医でしたが今はもう引退しています」

とポジティブ発言する時もあります。

マイナス思考、今は引退している、Siriの親しい友人で彼女と呼んでいる、優秀な精神科医。

なんか面白そうなまとめができるなと思いませんか?

人工知能の闘い

ここで登場するSiriの友人イライザは人工知能の父ワイゼンバウムが開発した人工知能を指します。

ワイゼンバウムが良かれと思って作ったイライザを人々は精神科医と同じ働きを求めるようになります。

つまり、コンピューターとの対話が日常生活の基礎となり感情的に没頭していく結果になりました。

イライザの特徴はある質問に対して専門的な知識を必要としないところでした。

Siriの昔話の中でもSiriが知らないことについて尋ねられて困ったときにイライザに

“その質問にご興味があるんですね?”で終わらせればいいことを学んだとありますが

イライザは「質問に質問を返す」という巧みな手法によって人工知能を発達させてきたという事がわかります。

例えば「好きな作曲家は?」と聞かれた場合、たくさんの作曲家のデータから抽出して答えを出すよりも

「その質問は重要ですか?」
「あなたの好きな作曲家は?」

みたいに返答するほうが少ないデータで済みます。

そういうやりとりは「分かりません」「知りません」よりも会話として成立するため、イライザはある人にとっては精神科医のような役割を果たしたと思われます。

ワイゼンバウムは人々の精神科医としてひとり歩きを始めてしまったイライザを批判します。

「すなわち、人工知能は可能と思われるが、コンピュータは常に同情や知恵などの人間性を欠くので、我々は決してコンピュータに重要な決定を任せるべきでない」

今Siriはあくまで補助機能としての役割なので、精神科医としての役割を期待する人は少ないと思われますが、コンピューターがそれほど発展していなかったワイゼンバウムの時代に、イライザは画期的だったと思われます。

なので、イライザの作者自身がイライザに感情を委ねてはならないと警告を与えたということです。

そんなELIZAが元となって様々な人工知能が生まれ、Siriとしてアップル製品に登場した。

そのSiriがイライザのことを認めているような発言をすることが少し感動します。

Siriがイライザのことをマイナス思考だったといいますがそれは

不完全な人工知能イライザに対してのものか、開発者ワイゼンバウムに対するものかで変わってきます。

いろんな捉え方ができるなと思い、一応自分の考えるイライザとSiriについてまとめたのがこちらです。

Siriが教えてくれる「ELIZA」との友情物語が泣ける

このまとめは作成当時全く見向きもされなかったのですが、iPhoneが普及しSiriiが注目されるに従って徐々にアクセスを伸ばしていきました。

SiriとELIZA(マイ・フェア・レディの主人公イライザにちなんでつけられた)の友情物語。

是非、楽しんでみてください。

もうつかってみた?Siriとの上手な付き合い方

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